子どもの浮きゆびと爪トラブル。
埼玉県入間市からお越しのIちゃん。
Iちゃんは数か月前から
「足の親ゆびの脇の痛み」
を訴え、皮膚科を受診したところ
「化膿性爪囲炎」
と診断されたそうです。
こちらは一般的に
「ひょう疽」
といった名称でも知れ渡っています。
処方された軟膏を塗ったり、薬を飲んだりしても
なかなか良くならず、とても困っているとのことでした。
実際に爪をみさせていただくと親ゆびの脇が化膿しており
見るからに痛そうです。
まずは通例通り足の検査計測を入念に…
するまでもなく、
見るからにおかしいところがありました。
それはやっぱり靴サイズ。
明らかに大きな靴を履いていました。。。
そこで中敷きを靴から取り出して
Iちゃんの足と合わせてみたものがこちら。
4cm以上も余っていました。
ということは靴サイズでいうと6サイズも大きな靴ということです。
正しい靴のサイズの選び方についてはこちらをご覧ください
このように大きい靴を履くと起こるのが
「浮きゆび」
もちろIちゃんの足にも浮きゆびがみられました。
浮きゆびに関してはこちらをご覧ください
何らかの原因で爪周囲が細菌感染
→化膿
→大きい靴を履いているから足が靴の中で暴れる
→化膿部位が靴に繰り返し当たる
→なかなか良くならない
といった悪循環になるわけです。
数年前の日本靴医学会であった発表でも
爪トラブルとサイズの大きい靴はよろしくない
といった発表がありました。
ただ今回のIちゃんの場合。
ジャストフィットの靴サイズを選択すると
浮いている親ゆびが靴のアッパー(甲部分)にあたって
化膿を起こしている箇所が猛烈に痛むことが考えられます。
なので今回は
①サイズとつま先形状があった靴をご紹介
②その靴に対して浮きゆびが良くなるように考慮したインソール作製
③親ゆびが靴に当たらないようにするアッパー部の補正
といった流れでの
Plus-Rフィッティングを行いました。
フィッティング直後はおっかなびっくりで
少し痛そうな表情を見せていましたが
初回作製から2週間経った調整での来院時には
「全然痛くなくなった!」
と言ってくれたし、
親ゆびの腫れもすっかり治まっていました。
爪トラブルでは大きな靴を選択しがちなんですが、
やっぱりサイズを合わせるのがとても大事。
だけど現実問題それはツライ。
だからPlus-Rは
サイズと靴の形状を両方合わせるんです。
Plus-R 代表 市塚
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Plus-R
オーダーメイドインソール作製・市販靴の加工
カイロプラティック・整体・骨盤矯正
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※疾患名等は医師の診断によるものです。また、当施設ではそれらに対して治療するものではありません。