スパイクのこと4
皆さん、おはようございます。Plus-R市塚です。
バンクーバーオリンピックでは残念ながらカーリングが予選敗退。
今日は注目の女子フィギュアがありますね。
さて、つらつらと書いてきたスパイクシリーズも今回で一区切りにしようかと思います。
最終回の今回はちょっとマニアな目線で(今まででも十分マニアックでしたか?)。
靴は1本の生地を削って削って・・・そして完成するという訳ではなく、
インソール・ミッドソール・アウトソール・アッパー・カウンター・シャンク・月形・調整具・・・
と様々な部品を組み合わせて最終的に完成します。
そういった多くの部品をあわせて靴にするんですから、それぞれの部品には
それぞれの役割があるということで、そこの役割も部品の強度や純度によって
大きく変わってきます。
そんな前置きで今回取り上げるのは靴の底のこと。
今回もミズノ社製のモレリアを例にしたいと思います。
この様に同じモレリアの型番違い。
しかし、この型番違いというのが靴の違いにもなります。
モレリアの靴の中のつま先側とかかと側のスタッドの間
(ちょうど土踏まずに当たる部分)をギュ~ッと押してみると
片方のモレリアはこの様に沈まない(靴底がたわまない)のに対し「=A」
もう一方のモレリアは沈みこみます(靴底がたわむ)。「=B」
ここでどういった差が出てくるのかというと
歩行中や走行中において下記のように足の形がなったときに
Aは靴底がたわまない(=靴が変形しない)から疲れにくい。
対してBは靴底がたわむ(=靴が変形する)から疲れやすい。
などといった特徴があります。
しっかりとした靴よりフニャフニャの靴のほうが疲れそうだと思いませんか?
さらにBは変形する=長さが変わるので適正サイズを履かないと靴ズレする
などのリスクも出てきます。
※こういった場合、当院では靴の加工も行います。
では、まとめとして何が言いたいのかというと・・・スパイクのこと1でも述べたように
けっして闘莉王が履いているからとか、中澤佑二が履いているからとかではなく
あくまでも自分にあったものを選ぶ。これが本当に大切なんです。
そして、Plus-Rでは様々な切り口から見つめ、インソールだけでなく、
靴のことも考えられるようにしています。
足や靴でお悩みの方、是非一度ご相談下さい♪
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