スパイクのこと2
皆さん、こんにちは。Plus-R市塚です。
先日のバレンタインデーには皆様から沢山のチョコを頂きました。
どうもありがとうございます!!
さて、今日も前回に引き続きスパイクのスタッドを題材にしていこうと思います。
前回はスタッドの形状についてでしたが、今回は位置について。
同じ形状のスタッドでも・・・
例えば下の写真のスパイクの一番後ろのスタッドの位置と
この下の写真のスパイクのし一番後ろのスタッドの位置。
微妙に違いがあるのがわかるでしょうか?
上の黒いスパイクのスタッドの位置は後ろ寄り(かかと寄り)。
下の白いスパイクの方が若干前寄り(つま先寄り)にあります。
ここでどう行った違いが出てくるかというと、
かかとを着いた時に地面から伝わってくる衝撃(反力)が
黒に比べて白いスパイクのほうが強くなります。
なぜかというと、スタッドの位置が前寄りになると、スパイクを履いて立った時に
スタッドの真上にかかとの中心が乗るため、衝撃がまっすぐ上に抜けやすいからです。
対して黒いスパイクのスタッドは若干後ろ寄りにあるため
スタッドの真上にかかとの中心が乗らないため反力はまっすぐ上に抜けにくいです。
ここでどういったことがわかるかというと、白は反力が上に抜けやすいから
ひざ・股関節・腰など、荷重関節(体重がかかる関節)に対して
ストレスを与えやすいため、そういった箇所に故障を抱えている選手は
できれば避けたい種類であるということがわかります。
ただ、白いスパイクの方がプレー中、後ろに体重がかかったときに
転倒しにくいなどのメリットも有ります。
ここでも前回同様ポジションや故障箇所などを加味した
選択の個人差が出てきます。
このスタッドに関しては突き詰めていくとキリがないくらいで、
スタッドと足首の捻挫の関連性を調べて学会発表をされていたりもします。
(※2006.第19回日本靴医学会.奈良県立医科大学笠次ら)
次回は靴の「硬さの違い」を題材にしたいと思います。
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