Plus-Rのインソール (足底挿板、靴の中敷き) 作製は!!

インソール使用前後で足の接地面積が大きく変わります。
さらに着いていなかった足のゆびも地面に着くようになります。
それにより、より効率的に・より力強く・よりしなやかに歩くことができるのです!!

インソール使用前後イメージ

インソール (足底挿板、靴の中敷き) って何?

インソール(足底板・足底挿板)とは靴の中敷のことで、それを加工し使用することを「インソール療法」または「足底挿板療法」といいます。
人間の足の裏には片足に28個もの骨があります。両足で56個、全身には206個の骨があるので足のうらには全体の1/4もの骨があることになります。

建物(人)でたとえると、
壁(見た目)がどんなにきれいでも
柱(骨格)がしっかりとしていないといけません。
しかしその柱も基礎(足)がしっかりしているからこそのものです。

当院で作製するインソールは、特殊な凹凸をつけた形のパッドを使用します。
それにより足の裏の土踏まずの部分など、足を全体的にサポートしバランスを整え足の上に乗っている骨盤や背骨を矯正するといった目的や、崩れた歩行バランスを改善させ足と靴のトラブルにより起こるさまざまな症状を取り除いていくことができます。

インソールとはこの様な目的で使用される装具のひとつです。
※ 装具・・・腰に巻くコルセットや膝などに使用するサポーター、義足や義手などのこと

スポーツ用インソールサンプルスニーカーや競技用スパイクなどには既製の中敷きを使用するか、当院で用意している中敷きに様々なパッドを貼り付け、削って調整をしていきます。

 

 

パンプス用インソールサンプル革靴やパンプスなどには既製の中敷きを使用するか、当院で用意している皮中敷きに様々なパッドを貼り付け、削って調整をしていきます。

インソールを使用すると どうなるの?

前述したとおり、人間にとって足とは家でいうと基礎の部分に当たります。
その基礎の部分を正しくしてあげると、歩くたびに少しずつ崩れたバランス・骨格を矯正していくことができます。

インソールを使用する対象となる人は「靴を履く人すべて」となります。
つまり、現在足や膝・腰などに故障を抱えている方だけでなく、故障をしたくないと思う方への予防としても効果があります。そして・・・

皆様のお子様が大人になったときに
少しでも足や体に障害がないよう成長するようにと願う方には
ぜひおススメします!!

さらにスポーツの現場では

スポーツ障害の予防はもちろん
「記録が伸びない」・「プレー中に足がつらないように」
「コーナーワークをもっとスムーズにしたい」
「もっと速く!!もっと遠くへ!!」など・・・。
きっとあなたのお役に立ちますよ!!

トップアスリートは当たり前のように使用しています。
プロ野球選手やJリーガーなどのトップアスリートも多く当院で作製しています。
野球、サッカー、ラグビー、競輪、ゴルフ、テニス、ハンドボール・バレーボール・バスケットボールなどなど・・・
靴とインソールで記録やコンディショニングが大きく変わりますよ!!

他のインソール作製方法と 何がちがうの?

インソールは古くから存在していました。
しかし従来の作製方法は、座ったまま・立ったままの状態で作製をしていくものでした。
しかしこれでは人間が歩く(動く)ものだということを全く無視していることになります。
人間の足はカチカチの硬い塊ではありません。
前述したとおり足の裏には多くの骨があることが物語っているように、歩いているとき(動いているとき)には絶えず形が変化しているものなのです。
ですから座ったまま・立ったままの状態で作製されたインソールには足の機能が効率的に発揮できるように作られているとは到底考えられません。

当院のインソールは
「人間は歩く(動く)ものである」といった観点を第1に考えています。
そのために評価(検査)も立ったままや座ったまま型を取るなどの
「静的評価」ではなく
実際に歩くと足がどのように変化をするのかを見る
「動的評価」を取り入れています!!

当院で使用するパッドには数種類あります。
人それぞれ詳しく症状を聞き、足はもちろん体全体を見て、さらに歩き方を丹念に見た上でそれらのパッドを組み合わせて作製していきます。
人の顔が十人十色なように人の足・歩き方もそれぞれですからパッドの組み合わせも無限にあります。
無限の組み合わせにより作られたインソールは・・・

世界に1つしかない
あなただけのインソールとなります!

より効果的にするには?

当院のインソール療法が従来のものと決定的に異なるのは、「調整をする(修正を加える)」といった点です。
従来のインソールの作製方法では素材や作製方法の違いから1度作製したものを調整するのは非常に困難でしたし、何より調整を加えるといった観点で作製されていません。
しかし前述したとおり、インソール療法といったものは歩くたびにバランスを整え矯正していくものなので、1度作製しておしまいではその場しのぎにはなっても、徐々に変わっていく体(足)の環境に対応していくことはできません。
このような面で、1度出来上がったインソールをそのままずっと使用してもらうのでなく、ある程度の間隔で修正を加えていきながら、その人のバランスが改善されるように作製することが大切です。

これを機会にあなたの大事な足元について、一度しっかり考えてみませんか!?

Plus-Rのインソールは…

足部の検査・計測に 『Foot Look』 という器械を導入しています。
これによりレントゲンを撮らなくても足趾の角度がわかったり、足底の圧のかかり方、足うらの形がより細かくより鮮明にわかります。
さらに荷重の傾向により体のどこに障害が起こりやすい傾向にあるのかなどもわかります。

フットルックイメージ1 Foot Lookによる画像取り込みにより、足の大きさ(長さ)・足の幅・土踏まずの発達状況・外反母趾や内反小趾といった足趾の変形を確認します。
左の画像では右足よりも左足の方が大きく(足の裏から見ているので画面左が右足となります)、両足ともかなりの外反母趾で、特に左足の方が大きく変形しているのが確認できます。

 

 

フットルックイメージ2足のどこの場所にどのくらい体重がかかっているのか(足圧)を見ます。
この画像では両足ともゆびが地面にくっついていないのがわかります(浮き趾)。
また、右足(画面向かって左側)の踵の外側に体重が多くかかっているのがわかります。

 

 

フットルックイメージ3モアレ画像といって足の裏に等圧線を引きます。
これにより足のうらの高低差、形が立体的にわかります。

 

 

 

フットルックイメージ4両足の接地面積と足の重心の中心がどこにあるのかを見ます。
この画像では右足(画面向かって左側)の方が接地面積が広く(青の中のグレーの部分が有効な接地場所)実際にくるべき足の重心の中心よりも(足と足の間の赤い○)右足の前部分に現在の体の中心がずれてしまっているのがわかります。

 

自分の足の本当のサイズ、知っていますか?
ちゃんと測ったことありますか?
ちなみに足の大きさは一般的にいう大きさ(長さ)
だけでなく、幅も大事なんです!

本当の自分の足のサイズを知らない方は意外と多いと思います。
余談ですが、当院に来院された患者さんの中で1番サイズが違う靴を履いていた方は、3.5cmも大きい靴を履いていた方がいらっしゃいました・・・
3.5cm違いはさすがに多くはないと思いますが、このホームページをご覧の方の中にも1~2cm違いの方は少なくないと思います。
測定結果はプリントアウトして、差し上げています。

Plus-Rは…

◎当院は NPO法人『Orthotics Society』 の認定院で(『Orthotics Society』は足の専門集団です)『Orthotics Society』による、フットケアー・トレーナーのAライセンスを取得しています。
詳しくは『Orthotics Society』のホームページをご覧ください。

◎当院は一般社団法人『足と靴と健康協議会』のシューフィッターを取得しています。
詳しくは『足と靴と健康協議会』のホームページをご覧ください。
◎当院は日本靴医学会の会員です。
詳しくは『日本靴医学会』のホームページをご覧ください。
◎当院は臨床歩行分析研究会の会員です。
詳しくは『臨床歩行分析研究会』のホームページをご覧ください。
◎当院はJapan Insole Laboratoryの会員です。
詳しくは『Japan Insole Laboratory』のホームページをご覧ください。