種子骨障害と野球のスパイク。ネックは○の位置と○○の癖でした。
埼玉県富士見市よりお越しのKくん。
高校球児であるKくんは中学生の頃から
足の親ゆび付け根部分の足の裏側が痛み、整形外科で
「二分種子骨による種子骨障害」
と診断されているそうです。
Kくんはとっても真面目に野球と向き合い、例えば
炭酸やお菓子は極力摂取しない。
とか
お風呂上がりには毎日ストレッチをする。
などど行ったことを心がけ、
それは種子骨障害に対しても同様で、
靴選びも靴の専門家にちゃんとしてもらったり、
靴紐も毎回ちゃんと締めなおしたり、
痛み止めを欠かさず塗ったりと
Kくんが出来ることはちゃんとやってきたそうです。
それなのに種子骨障害による足の痛みで思うように動けず、
とても歯がゆい思いをしているそうです。
これはなんとかしてあげたいですね!
ということでまずは通例通り足の検査計測を入念に。
ここでいつもの流れだと
サイズが合っていない靴を履いていた。となるのですが
Kくんは靴の専門家に靴選びをしてもらっただけあって
靴のサイズはジャストフィットでした。
次に靴の履き方はというと…
若干補正箇所があったものの、
これまたとても上手な履き方で問題はありませんでした。
しかし実は…
もうここまでの流れの中で
「ひょっとしたらこれが原因じゃないのかな~?」
というのが私の中にあったのです。
そこでスパイクを履いた状態でKくんに歩いてもらったら…
やっぱり予想どおりでした。
今回履いていたKくんのスパイクについている金属の歯の位置。
これが微妙にKくんの種子骨の位置に干渉し、
そのスパイクを履いて歩行すると、
Kくんの歩行の癖と相まって、種子骨部位の荷重が強くなりすぎる。
これが原因となっているようでした。
以前靴選びをしてもらったところでは
サイズやスパイクの性能などを考えることができたものの
足の問題とその靴の構造。更にそれらが合わさった時の歩行。
ここまで考えられなかったようですね。
(※ここまで考えられる人はなかなかいません)
ということでまずは歯の位置を考慮した靴の選定。
今回はアシックス社製の野球スパイクにしました。
そしてそれに対してインソールの作製と靴の補正を行う
Plus-Rフィッティング
を行いました。
今回のPlus-Rフィッティングのポイントは
「種子骨部位の免荷」
です。
金属スパイクの歯が種子骨にできるだけ干渉しない靴を選び、
さらに歩行時に足首や他動作との兼ね合いをはかりつつ、
種子骨部位を免荷する。
これが今回のPlus-Rフィッティングの内容です。
それによりPlus-Rフィッティングを行ったあとは満面の笑みで
「足が痛みを感じないで野球ができる日がくるなんて夢みたいです」
と、とっても喜んでいただけました!
靴を見るのが靴の専門家。足を見るのが足の専門家。
Plus-Rには足と靴と歩行の専門家がいるので
足・靴・歩行。いろんな切り口から原因を探ることが出来るんです。
Plus-R 代表 市塚
*全国対応可能*
【認知症の方向け。市販靴へのGPS端末埋め込み加工】
埼玉県さいたま市のオーダーメイドインソール作製/
カイロプラティック・整体・骨盤矯正:Plus-R
足と靴の情報サイト『いい足どっとcom』
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Plus-R
オーダーメイドインソール作製・市販靴の加工
カイロプラティック・整体・骨盤矯正
コーチング・コミュニケーションセミナー
住所:埼玉県さいたま市西区宝来2224-1
電話:048-671-1515
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※疾患名等は医師の診断によるものです。また、当施設ではそれらに対して治療するものではありません。