さて、今日は「むちうち」シリーズ第二弾、
処置について話していきます。
~頚椎捻挫の処置~
●急性期(事故から1ヶ月)の場合
・頚部(首)の安静、固定
・薬物療法
・冷湿布、局所ブロック
・温熱療法
●亜急性期(1~3ヶ月)の場合
・頚部(首)の運動療法
・温熱療法、牽引
・神経ブロック
・薬物療法
●慢性期(3ヶ月超)の場合
・全身の調整
・薬物療法
~神経根損傷型の処置~
●急性期(事故~1ヶ月)
・基本的には頚椎捻挫と同じ。
・症状の改善が得られないときは、CT、MRIなどの検査を行う必要があります。
・椎間板ヘルニアによる神経圧迫があり、保存療法の効果が無いときは手術療法が
選択されることもあります。
●亜急性期(1~3ヶ月)
・急性期に手術療法を行わなかった場合は保存療法で経過を観察します。
また、頚椎牽引、投薬等を併用し、神経根周囲の圧迫状況を軽減させます。
●慢性期(3ヶ月超)
・手術療法がとられず、かつ、症状が続く場合は保存療法で経過を観察します。
悪化したときは、再検査を行います。
~バレ・リュー症候群型の処置~
・頚部交感神経の過緊張状態緩和のため
星状神経根ブロック、硬膜外ブロックの注射が一般的です。
~脊髄症状型の処置~
●急性期(事故~1ヶ月)
・保存療法と手術療法があり、骨・椎間板の損傷、脊髄圧迫が明らかなときは
手術療法が行われます。
●亜急性期(1~3ヶ月)
・骨に損傷がなく、脊髄の圧迫の見られないときは保存療法が続けられ、
同時に運動療法を中心としたリハビリが行われます。
●慢性期(3ヶ月超)
・四肢麻痺の場合は、リハビリが中心となります。
・不全麻痺の場合は、社会復帰に向けて、生活指導などが行われます。
~当院での処置~
・全ての患者様に該当するわけではありませんが
人によってはレントゲンを撮っていただき、細かく分析をしていきます。
・全身をほぐし、頚部を中心にトムソンベット(慣性の法則を使った矯正)
やAMCT (アクティベーターといったペンシル形状の矯正器具→人間が動くときに
各関節から発する動的周波と同じ周波を発するように設計してあり、
その共鳴振動を利用することにより矯正していきます。)
などを使って、ソフトな矯正をしていきます。
「むちうち」もお任せください!!
~カイロプラクティック・整体・骨盤矯正・インソール(靴の中敷き)作製~
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